季節のおすすめ-こどものお祝い-
色々な場面での和菓子~こどものお祝い~
最終更新:2019年1月1日
生後七日目の祝い
生後七日目を「お七夜」といいます。
産まれた児の名前を半紙などに書いて(命名書)、神前、仏前そなえ、仲人をはじめ親族友人を招いて命名の披露をし、無事な成長を願います。
「お七夜」には、鶴の子餅や赤飯を配ります。
初宮参り
氏家様へ初のお宮参りをして氏子になる事を「初宮参り」といいます。
一般的に男児は生後31日目、女児は生後33日目が多いようです。
この日、氏神様に新生児の生育と加護を祈ると共に、無病息災を祈願します。
初実参りの日は親族、友人を招いて内祝を行うと共に、頂いた出産祝いのお返しをします。お祝いの返礼には紅白饅頭、鶴の子餅、赤飯などが良く使われます。
初誕生日
満一歳の誕生日を迎え、ここまで無事に育ったことを祝います。
この日には一升の餅をつき、それに「寿」と朱書きした「誕生餅」を用意し一生元気で食べ物に困る事がない様にと願って、誕生日を迎えた子に背負わせます。
七五三
子供の成長を祝って男児は三歳と五歳、女児は三歳と七歳の十一月十五日に氏神様にお参りをする行事です。
男女共に三歳で髪を伸ばし始めるので「髪置きの祝い」、男児は五歳で初めて袴を身に着ける為「袴着の祝い」、そして女児は七歳で着物の付け紐を取り除いて帯を帯を結ぶようになる「帯解きの祝い」を行います。
「七歳までは神の子」ということわざがあるとおり社会的にも人格が認められるお祝の時でもあります。
七五三の祝いには、千歳飴、鳥の子餅、赤飯、紅白饅頭などでお祝します。