季節のおすすめ-端午の節句-
端午(たんご)の節句のご案内
最終更新:2019年1月1日
5月5日は端午の節句です。
当時の日本では季節の変わり目である端午の日に、病気や災厄をさけるための行事がおこなわれていました。
この日に薬草摘みをしたり、蘭を入れた湯を浴びたり、菖蒲を浸した酒を飲んだりという風習がありました。
厄よけの菖蒲をかざり、皇族や臣下の人たちには蓬(よもぎ)などの薬草を配り、また病気や災いをもたらすとされる悪鬼を退治する意味で、馬から弓を射る儀式もおこなわれたようです。
五月五日の端午の節句に「鯉の吹流し」を立て、「武者人形(五月人形)」を飾って男の子の前途を祝うようになったのは、徳川時代からです。
五月五日の節句は、五と五を重ねる事から「重五」、菖蒲を用いる事から「菖蒲の節句」などと呼ばれています。「五」と「午」が相通ずることから、初節句を「端午」「端五」(端ははじめの意)と書きました。
その中で新葉が落ちない柏葉により子孫繁栄を祈るかしわ餅ちまきなど御用意しています。